FCC General

最近、アメリカのアマチュア無線の試験勉強をしているが
日本の試験と違って出題される全ての問題が公開されているので
丸暗記である程度の点数が取れる。しかも模擬試験が
オンラインで無料で出来るので、それらのサイトで
問題を何度も解いて問題と正解を覚えるようにしている。
よく言われることだが、日本のアマチュア無線の試験と
比較してアメリカのアマチュア無線試験の長所は
以下の点が挙げられる。

  1. 受験料が安い(最上級のクラスまで一気に受験しても1回分の受験料US$15のみ)
  2. CWの書き取り試験が無い
  3. 日本も含めて世界70ヵ国以上と相互運用条約を結んでおり世界中で運用可能
  4. 最初は一番下のクラスから受験しないといけないが、一度合格したクラスの出題内容は以後の上級試験で再度問われる事が無い
  5. 従事者免許と局免許が一体となっている
  6. 最上級クラスに合格すれば有料で空きコールサインを取得出来る


などなど色々メリットがある。
ただアメリカのアマチュア無線を受験するにはアメリカで郵便を
受け取れる住所が必要でFCC(アメリ連邦通信委員会)でFRN Numberを
取得しておかなければいけない。アメリカでの有料私書箱転送サービスを
利用したりアメリカ在住の親戚友人に住所を借りる人もあるらしい。
かくいう私もアメリカ在住の友達に住所を借りた。それと日本国内では
受験できる場所が札幌・群馬・東京・名古屋・岡山(大阪)・福岡に
限定されている。また日本の従事者免許と違い、10年毎更新する必要がある。


今は日本のアマチュア3級までしか持っていないので今度のアメリカの
アマチュア無線試験ではそれ以上の級に相当するGeneralクラスには
合格したいと思っている。