映画批評

週末深夜の映画館で「SAYURI(原題:Memoirs of a Geisha)」
を見てきた。芸者の半生をチャン・ツィーが演じるのを
初めは奇異に感じたが話の内容からSAYURI
国際的に演じることが出来る日本人女優が居ないと思い
配役に納得した。配役といえばチョイ役だと思っていた
桃井かおりが結構重要な役に割り当てられており、しかも
なかなかいい味を出していた。ミッシェル・イーは
日本人以上に日本的で事前に何度もレッスンを受けたのだと
推測された。1番驚いたのは工藤夕貴。私はエンドロールまで
彼女だと気付かずに鑑賞していた。
まぁ日本文化を知らない外国人におススメの映画かな。
☆☆


近所のTSUTAYAで「ムトゥ踊るマハラジャ」を借りてきて見た。
歌と踊りだけのシンプルな作品かと思っていたのだが、
さにあらず。綿密に練られた話の展開と「スピード」
マトリックス」、西部劇を思わせるような特撮や
カメラワークに素直に作品を楽しめた。個人的にインドが
好きでしかも行った事のあるタミル・ナドゥ州が話の
舞台だったので作品に入り込めました。
☆☆☆☆