マライア・キャリー

名古屋・レインボーホールで行われた
マライア・キャリーのコンサートに昨夜行ってきた。
別にコアなファンではなかったのだが、たまには
娯楽もいいかな、と思って行ってきたのだ。


オーディエンスは10代の高校生から50代くらいの
方まで様々な年代層だったが、女性2人組やツガイが
多く、野郎一人で来ているような骨のある奴は居なかった。


さて、感想だが彼女のコンサートには初めて来たのだが、
コンサートが始まって驚いたのが彼女の歌唱力と
プロ意識の高さだった。日本の歌手だとCDでは編集・調整が
してあってTVの歌番組で同じ曲を聴くとCDと違って下手だな、
と思う事があるのだが、マライア・キャリーの場合は
CDでの歌声以上に実際に聴く歌声は美しくてとても力強かった。
ステージでの彼女の存在感は非常に際立っており、
実力が無いのに歌姫とかチヤホヤされて勘違いしている
日本人歌手共とは段違いのオーラを感じた。


独身の頃、今の妻とドライブ中に彼女の曲をCDで聴いてた日々を
思い出したよ。


それとコンサート中にふと「何でマライアはアジアの小国の
しかも地方都市のコンサートなのにこんなに一生懸命歌うのか」と
考えていた。もちろん日本はギャラがいいから上得意様なので
というのも考えられるが、それなら適当に手を抜いてもおかしくない
(来日アーティストにはそういう輩が少なからず居る)のに何故
一生懸命歌うんだろう?と不思議に思った。


で、以下結論に至った。

  1. マライア・キャリーは本当に歌が好きだ
  2. どんな場所・状況でも全力を尽くす、という本当のプロ根性の持ち主だ


我が身を振り返って上記2は果たして自分にも当てはまるだろうか、
と考えてしまった。


"どんな状況でも全力を尽くしていますか?"


マライア・キャリーのコンサートの翌朝、そう自問自答しながら
仕事をしている。